好感度がUPする「自然な笑顔」の、自然って何?どうやって作るの?

笑顔
 

人間関係で一番重要な印象。その印象を変えるのは気分なんだそうです。メルマガでビジネススキルや人間関係について著している音多秀茂さんは、「51:49」のバランスを気にして、良い気分になる努力をすることが大切だと前回語ってくれました。

今回は、自分自身の印象を操作するための「微笑み」の作り出し方について。人間関係に迷いのある人は、自分の気分を操作できる自然な笑顔を手に入れてみてはいかがでしょうか。

相手の印象を上げる自然な微笑みの作り出し方

印象が大事なのはそこから受け手の気分が生まれるから。「また会いたいな~」と相手が思えば自然と良い人間関係を築けます。

この気分は、相手の論理的思考の結果として生まれるものではなく、感情から生まれるものです。

そしてその分岐点は、相手の良い気分の比率が1%だけ悪い気分に対して上回れば「総じて良い気分」になるという事でした。

比率にすると「51:49」です。

ここまでわかれば次のステップです。

この比率へと良い気分を持っていく為にどう印象操作すれば良いのか、ということが分ればいいわけですね。

自然な笑顔と作り笑い

「また会いたい」と相手に思わせる為に必要な道具として、今回は「自然な笑顔」を使いましょう(*^_^*)。

笑顔には自然な笑顔と作り笑いの2種類があります。この2つの笑顔の差は思考を通しているかそうでないか。思考を通した笑いが作り笑いですで、その発生プロセスは……

▼ 情報が入る→思考する→運動中枢が単体で表情筋を動かそうとする

という流れ。この流れで作られる笑顔は不自然でぎこちないものとなります。

一方自然な笑顔をコントロールしているのは情動や気分です。その発生プロセスは……

▼ 情報が入る→感情が発生→笑顔が自然発生

という流れ。

この場合、感情が発生するは思考する左脳ではなく右脳と仮定しましょう(正しくは右左脳両方にある大脳辺縁系)。そしてその信号を受け取った運動中枢の上位構造である大脳基底核が、運動中枢を始め脳の様々な機能をコントロールし感情と表情筋を連動させる為、自然な笑顔が発生するんですね。

自然な笑顔と作り笑いにはこれだけの差があるわけです。

自然な笑顔が鍵となる

これでロジックは分ったと思います。あとはどうすれば自然な笑顔を作りだせるか、という事ですね。これは上記のロジックが分かっていれば簡単です。

ようは印象とは感情や気分で発生するわけですから、相手に会う前に予め相手に対する良い気分や感情を生み出しておけばいいんです。するとその良い気分があなたの自然な笑顔を作りだし、相手に伝わって良い印象を与え、相手の気分を良くする、というサイクルが生まれるんですね。

だからこの問題はどうすれば自然な笑顔を作りだせるか?ではなく、どうすれば相手に会う前に”相手に対する良い気分”をあなた自身の中に生み出せるか、という事になります。

これは気分ですからイメージです。イメージを作るのは言葉から。

だから相手に対するポジティブな言葉を予め唱えておく事で、相手に会った時自然な笑顔が生まれるんですね。

例えば、このメルマガの一番最後に記載されている言葉なんてとってもおススメ(*^_^*)。

◆ ○○さんが世界で一番幸せになることを心よりお祈りしております。

この○○にあなたがこれから会う相手の名前を入れてあげて、会う前に何度も唱えてあげると効果てき面です。

この時、目的はイメージの立ち上げですから、ただ口で唱えるだけではなくて、その声をしっかり自分の耳で聞く事(だから必然的に声に出して唱えるのが効果的)、そして手で書いて体を動かす事(運動中枢を使う事)によってより効果が増すんですね。

自然な微笑みを発生させる為には、前準備が必要です。

総じてイイ気分に相手をさせるのも、自分がなるのも、自分自身がこの気分を立ち上げる事が出来ているかどうかにかかっているんですね。

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