ただ、一度上げておくと、下がっても、完全に元に戻るわけではありません。やや高めのところに留まるってことがあります。代謝が上がるからいいんだという人もいますね。
とにかくそういう状態で、時間になったらスムーズに本式アップに取り組み始める~ということが重要なわけです。
余談ですが~トラックレースのような場合、1日で予選・決勝があるとか、2種目に出場するというようなことは普通にあるわけですが、一度アップをきちんとして、レースまですると、さすがに2本目の前のアップは、本式でもかなり簡略化しても済みます。むしろ、あまり念入りにやり過ぎると、疲れちゃいますね。
市民ランナーの皆さんでも、リレーマラソンのような場合、こういうシチュエーションになるかと思います。そもそも最初の1本目がアップ代わりだという場合もあるかと思いますが、テキトウなアップ(あるいは、アップなし)で、いきなり短い距離をフルスピードで走ると、身体が動かず大失速したり、故障しちゃうようなこともありますので、ご注意を!
image by: Shutterstock
『ランニング&健康・ウォーク「BEST RUN!」』
ランニングを始めた!マラソンを完走したい!ホノルルマラソンや東京マラソンに出たい!もっとタイムを短縮したい!国際マラソンに出場したい!そんなランナー向けに専門家のトレーニングアドバイス等を毎週お届けします。
<<登録はこちら>>
ページ: 1 2