「安全」にこだわり、北欧デザインや優しいインテリアで人気のボルボ。しかし、どうやら新型はちょっと様子が違うようで、美人エッセイストの吉田由美さんもびっくり。いったいどんな変化を遂げたのでしょうか? 『写真と動画も楽しめる マニアック情報満載カーマガジン AutoProve』で詳しく紹介されています。
LEDの進化でクルマのヘッドライトは、どんどんバラエティに富んだデザインになっています。また、衝突安全の観点に加えて、フロントグリルの奥にカメラなどが装備されているせいもあるのでしょうか、ボンネットがどんどん厚みを増しています。これらは、今の自動車デザインのトレンドといっていいのかも。
そのことによって……かどうかわかりませんが、私の中で今までのイメージが大きく変わったクルマがあります。それが新型「ボルボ XC90」。ボルボのフラッグシップSUVです。
ボルボといえば、北欧デザインやぬくもりのあるインテリア、そして「安全」ということにこだわっている自動車メーカー。乗員の安全のためにシートベルトなどにもいち早く注目し、導入は1959年から。新型XC90のシートベルトのバックルにはその年号の刻印が刻まれています。
そんなこともあり、なんとなくボルボに乗っている人は“優しそう”、「よい人そう」「家族を大事にしていそう」「旦那さまから愛されていそう」などと、勝手に妄想してしまいます。
しかし、新型XC90のド迫力顔を見て、違和感というか、イメージが変わりました。それほどの強力なインパクト顔!(笑) フロントのグリルは厚くなり、ポジションライトは北欧神話に出てくる「ハンマー」をモチーフにしたとかで、横向きのT字という感じ。クジラというか、トラックみたいというか、走り出したら「ゴーッ」と音が聞こえてきそうなほど迫力があります。
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