アイルランドの祝日「聖パトリックスデー」のパレード、今年もNYで華やかに

2016.03.22
by erihiro(まぐまぐ編集部)
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NY市長デブラシオ氏も初参加

3月17日はアイルランド共和国の祝祭日「聖パトリックス・デー(St Patrick’s Day)」。

アイルランドにキリスト教を広めた聖人聖パトリックの命日として各地でフェスティバルがおこなわれる。

マンハッタンでも17日255回目の「聖パトリックス・デー」のパレードが行われた。

20万人の行進を一目見ようと、晴天に恵まれたこともあり大勢の人が共に楽しもうと沿道に駆け付けた。

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肩掛けなどアイルランドの伝統的なタータン・キルトを身にまとって、行進するバグパイプ隊(撮影:鳥越)

 

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ブラックウォッチタータンのキルトを着て、バグパイプを演奏(撮影:鳥越)

11時に5番街の44丁目から、アイルランドの伝統的な衣装を着た楽隊のバブパイプとホーンパイプの演奏で始まったパレードでは、学生のマーチングバンドやバトントワリングのパフォーマンスも行わると、観客から歓声が上がり、華やかさに色を添えた。

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女性のマーチングバンド(撮影:鳥越)

今年は初めて、アイルランド系の性的少数者(LGBT)団体「ラベンダー&グリーンアライアンス」が参加。

ニューヨークのビル・デブラシオ市長はこれまで、同性愛を支持するメッセージを掲げる団体のパレードへの参加が認められないことに抗議し、参加を見送っていたが今回は初めて姿を見せた。

同性愛者であることを公表したニューヨークの市議らも、緑色の旗を振りながら練り歩いた。

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ユージン神父をたたえる、アイルランド・ミース州の団体(撮影:鳥越)

 

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沿道は観客で埋めつくされた(撮影:池田)

 

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子供たちもフェイスペイントなどをして見物(撮影:池田)

沿道の緑色の物や、シンボルの三つ葉のクローバーデザインの衣装、小物を身に付けた観客の中には、緑色の服でそろえた女子高校生など若者の姿も多かった。

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緑色にライトアップされたエンパイアステートビル(撮影:池浦)

 

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お祝い気分で盛り上がったアイリッシュバブ(撮影:池浦)

マンハッタン内のアイリッシュパブなどでは、仮装や緑色の物を身に付けた客であふれ、終日中、お祝い気分が続いていた。

記事提供:ニューヨークビズ 

 

NEW YORK 摩天楼便り-マンハッタンの最前線から-by 高橋克明』 

著者/高橋克明
全米No.1邦字紙「WEEKLY Biz」「ニューヨーク ビズ」CEO 兼発行人。同時にプロインタビュアーとしてハリウッドスターをはじめ400人のインタビュー記事「ガチ!」を世に出す。メルマガでは毎週エキサイティングなNY生活やインタビューのウラ話などほかでは記事にできないイシューを届けてくれる
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