10代女性のスマホ依存率は他年代の2.3倍との調査結果

2015.05.21
by まつさん。
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FULLER株式会社の独自調査によると、10代女性のスマホ依存率は全体の2.3倍も高いことがわかりました。

モバイルアプリなどを制作するFULLER株式会社は、自社が提供するスマートフォンアプリケーション利用動向調査サービス 『App Ape』のデータを用いて、2015年4月において最も利用率の高かったアプリ上位10を対象に、男女・年代別の日間平均起動回数を調査しています。

『App Ape Lab』にて発表されたアプリ利用数ランキングTOP10がこちら。今回の調査は、この10アプリを対象に行われました。

1位 LINE(ライン) – 無料通話・メールアプリ (LINE Corporation)
2位 Twitter (Twitter, Inc.)
3位 Facebook (Facebook)
4位 モンスターストライク (mixi, Inc.)
5位 Yahoo! JAPAN – ニュースや検索を快適に! (Yahoo Japan Corp.)
6位 LINE:ディズニー ツムツム (LINE Corporation)
7位 YouTube (Google Inc.)
8位 パズル&ドラゴンズ (GungHoOnlineEntertainment)
9位 ねこあつめ (Hit-Point Co.,Ltd.)
10位 Instagram (Instagram)

アプリ利用数ランキングTOP10【4月版】より

10代女性のスマホ依存が深刻

対象アプリに対する、男女年代別1人あたりの日間平均起動回数を表したグラフでは、年代が若くなればなるほどスマホアプリの起動回数が多くなっていることがわかります。さらに、全ての年代において女性の方が男性に比べて起動回数が多いこともわかります。

10代女性のスマホ依存が深刻

さらに10代女性と、その他年代の女性との比較で見ると、20代~50代女性の日刊平均起動回数が約18回なのに対し10代女性はなんとその2.3倍の42回

10代女性のスマホ依存が深刻

就寝時間(7時間と仮定)を引いた一日の利用可能時間を17時間としても、1時間に約2.5回は何らかのスマホアプリを起動しているという計算になります。10代女性と言えば学生も多いはずですので、授業などを除いた空き時間でのスマホアプリ起動回数の多さは更に高くなるでしょう。

全世代へのスマホ普及に伴い、1日の大半をスマホの画面と向き合うことに費やしてしまう“スマホ依存”の深刻化が問題視されています。そして今回の結果で、特に10代女性の依存度の高さがうかがえる結果となりました。

スマホへの依存は、自分が1日に何時間スマホを使ったのかはっきり認識できる人も少ないことからも分かる通り、自分で意識し管理することが難しい問題です。このような問題を解決するために、ユーザー自身のスマホ利用状況を把握することができるアプリもありますので、子どものスマホ依存が心配という方は利用してみてはいかがでしょうか。

出典:10代女性のスマホ依存度は全体の2.3 倍

(まぐまぐ編集部/まつこ)

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