季節がおかしくなってしまった? なんて思えてしまうほど暑い日が続きますが、体ではなく頭にばかり汗をかいて困るなんて方、いませんか? 実はこれ「風邪と熱中症の併発」なんだそうです。メルマガ『鍼灸師・のぶ先生の「カラダ暦♪」』がその対処法を紹介しています。
風邪+熱中症? アタマだけの汗・チェック
暑くなるとエアコンが効きはじめます。乗り物の乗り降りや、建物の出入りのたびに、カラダは気温差にさらされます。そんな中、アタマだけすごく汗をかく・アタマの汗がなかなか止まらない、ということはありませんか? じつは風邪とかるい熱中症の併発です。
頭の汗でわかる風邪+熱中症
- 熱っぽい・ねむれない
- 夢をよく見る
- 寝汗をよくかく
- 頭痛がする
- 目の奥が痛く目を開けていられない
- 肩がこる
- 暑がるが寒気もする
- 暑くてもくしゃみや鼻水が出る
汗は体温調節する冷却装置ですが、交互に暑さと寒さにさらされると、毛穴の抵抗力がよわります。毛穴が閉じないと汗が止まらなくなり、アタマから暑さの熱気とエアコンの冷気がカラダの中に入り込み、血行を悪くしたり・自律神経の働きを狂わせます。
やっぱり帽子は必需品
まずは冷たく濡らしたタオルでアタマや顔をこまめに拭くようにして、頭皮の冷却をします。そして、帽子をかぶって頭皮が外気にあたらないように防ぎます。
くしゃみ・鼻水が出るなら、毛糸の帽子で保温してもよいです。
頭皮を冷まして風にあてないようにすることで、毛穴の負担をへらして回復をうながします。 寒気があれば、生姜湯やシナモンティーなどでカラダを温めると風邪への抵抗力がたかまるのでオススメです。
まとめ
アタマ冷却で熱冷まし→帽子で毛穴対策→シナモンティーで風邪予防
寒気があるなら、足湯もよいです
『鍼灸師・のぶ先生の「カラダ暦♪」』 Vol.118より一部抜粋
著者/のぶ先生
臨床歴20年の鍼灸師。東京都杉並区在住。「やさしい鍼」という流儀で治療を行っている。小学生の娘2人をもつ、子育て真っ最中のパパでもある。メルマガには季節にあった体に負担のかからない暮らし方、食事のとり方が書かれているので、そのとおりに過ごせば病知らずです。
≪無料サンプルはこちら≫