たった一人の管理センター職員が起こした、早稲田「女子人気」大革命

 

人気コンサルの永江一石さんが、さまざまな質問に答えてくれる人気メルマガ『永江一石の「何でも質問&何でも回答」メルマガ』。今回は企業の経理や総務など、いわゆる管理部門の担当者の方からのご相談。「自分で自分の給与を稼げないことに強く引け目を感じる」と悩み「企業におんぶに抱っこではいたくない」という質問者さんへ永江さんは早稲田大学の管理センターの一職員が起こした革命などの実例を挙げて、わかりやすく回答しています。

管理部門が自分の給料を稼ぐには

shitumon (1)

まず私ですが…

職種:経理兼総務。新卒入社、今年5年目になります。入社当初からこの部署は私1名でした。入社2~3年目の間はベテランの上司が期間限定で就いていてくれ、経理のいろはを教えてもらいましたが、定年退職されてから今日まで1人で行っています。

主な仕事は毎月の月次提出、会計資料の作成、給与計算及び手配、期日支払の手配、社会保険・雇用保険・労働保険の手続、各種必要な手続や問い合わせ対応、備品購入等です。

以前、こちらのブログで『もちろん総務とか経理はコストセンターであってプロフィットセンターではないから、「稼ぐ」とかいう考え方がおかしいという人もいるだろうが、人事だって総務だって、素晴らしい人材を確保したり、働く環境を快適にすることで会社の利益に貢献している』という部分に、少し泣いてしまいました。

というのも、私は管理部門なので自分で自分の給与を稼げません。そのため、所謂ストレスを感じた時は「稼げていないから仕方ない。このストレス込での自分の給与だ」と思うと同時に「このままずっと、おんぶに抱っこでいいのだろうか」とも思っています。

こう思ったきっかけは学生時代、飲食店でのアルバイトで、「自分の時給分は自分で稼ぐのは当たり前で、それを踏まえた上で、売上を上げて会社に貢献するのが大事」という言葉を正社員に掛けられてからでした。

そして社会人になって、入社当初から稼げない自分に強く引け目を感じています。ここから質問です。

  • 永江様が、過去に従業員を抱えていた際に経理の方もいらっしゃったかと思いますが、どんな方でしたでしょうか。
  • 経営者としての理想の経理は、具体的にどのようなものでしょうか。
  • 過去から現在に至るまでたくさんの方々とお会いしたり、間接的に接してきた中で、この経理の方は素晴らしいと感じたことがあれば、具体的に教えてください。

私自身の理想とする経理は、役員・従業員の要望に迅速に対応するだけでなく、自分で自分の給与を少しでも稼げる経理になるために、小規模企業の会計や労務のお手伝いが少しでも出来るようになる、です。

・社内のことだけでなく、社外のことにも取り組もうとする経理。もし、永江様がこのような考え方をするようになった経理が、自分の部下にいる場合どのような印象を持ちますか?

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