利用者への配慮は二の次か?巷にあふれる「正しい不親切」の弊害

 

新命題2題

ところで ここで新たな命題を提起したい。
はたしてこれは「正しい不親切」か「善良な不親切」か。
命題は二つ。

「鼻毛」と「口臭」です。

「鼻毛、出てるよ」あるいは「口、匂うよ」。

その一言を言わずにおくことはどちらか
いや~微妙。 微妙すぎてどっちともいえない。
2人の間柄が夫婦なら……言う。 我が家は言います。
でも友達以上、恋人未満だと……微妙。

ごくごく昔、渋谷の交差点を通行中、すれ違ったお兄さんから

「チャック、開いてるよ」

と言われた経験のあるワタクシ。

アレが「鼻毛」だったら。 あるいは電車の中で「口臭」について指摘されたのだったら。 恥ずかしくて困ると同時に凹むこと間違いナシの命題で、コレについては保留として関係各位のご意見を伺いたいところであります。

そういえば大学生時代、仲間の女の子に始終「鼻毛」が出ている子がいて誰が「猫の首に鈴をつけるか」で揉めたことがあったっけ。

あれァどうしたんだっけか。 けっきょく「放置プレイ」だったっけか。 いずれにせよずいぶん後になって同窓会で会ったときにはもう出していなくて安堵したものでした。 そりゃそうだ。 その時はもう2児の母とかだったもんね。 今となってはいい思い出です(嘘)

 

『モリモト・パンジャのおいしい遊び』より一部抜粋

著者/モリモト・パンジャ
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