なぜスタバは日本上陸から20年たっても行列ができるのか?

 

1996年8月2日。スターバックス日本1号店がオープンしました。その日、初めて受けたオーダーは、メニューには載っていないカスタマイズドリンク「ダブル トール ラテ」だったそうです。きっと、機転を利かして笑顔で丁寧に対応したのでしょう。「あれから20年。初めてドリンクをお出しした、あのときの気持ちを忘れず、これからもより多くのお客様にコーヒーを楽しんでいただきたいとあらためて思っています」と決意を新たにしています。

スターバックスは店舗ごとに顔が違います。店舗構造や店内掲示アート、実施されるイベント内容などが店舗によって異なります。一方で、笑顔での接客や丁寧な対応居心地のいい空間といったことはどの店舗でも同じで一貫しています。

柔軟性と一貫性を確立してうまく使い分けているところにスターバックスの強さを見ることができます。「STARBUCKS 20th Anniversary in GINZA」から、そのことを改めて感じ取ることができました。

image by: Starbucks Coffee Japan

 

店舗経営者の繁盛店講座|小売業・飲食店・サービス業
著者/佐藤昌司
東京MXテレビ『バラいろダンディ』に出演、東洋経済オンライン『マクドナルドができていない「基本中の基本」』を寄稿、テレビ東京『たけしのニッポンのミカタ!スペシャル「並ぶ場所にはワケがある!行列からニッポンが見えるSP」』を監修した、店舗経営コンサルタント・佐藤昌司が発行するメルマガです。店舗経営や商売、ビジネスなどに役立つ情報を配信しています。
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