閉会式で世界中が賞賛。「安倍マリオ」に学ぶ企業の新しいリーダー像

 

リオデジャネイロ・オリンピックの閉会式で大きな話題となった安倍首相のマリオのコスプレ。海外はもちろん、国内での評価も概ね好意的なものだったようです。無料メルマガ『店舗経営者の繁盛店講座|小売業・飲食店・サービス業』の著者で店舗経営コンサルタントの佐藤昌司さんは、「日本もようやくユーモアを求める時代に変わりつつある」と分析しています。

安倍マリオに見る新しいリーダー像

安倍マリオに新しいリーダー像を見出すことができます。

リオデジャネイロ・オリンピックの閉会式で、安倍晋三首相がマリオに扮して土管の中から登場しました。東京・渋谷にいた安倍首相は、土管を通じて地球の裏側にあるリオデジャネイロまで移動し、マリオのトレードマークである赤い帽子をかぶり、赤いボールを持って現れました。

安倍マリオに対して「一国の首相ともあろう人がみっともない」といった否定的な意見も一部ありましたが、大勢の意見は好意的なようです。「日本の首相は史上最高の登場を遂げた」「安倍マリオ最高」「日本の熱意が伝わった」といったコメントが多く見られました。

これは安倍首相だからできたことかもしれません。招致の段階から積極的に関わってきた経緯があります。先の参議院選挙で大勝しています。経済は足踏みしているものの、アベノミクスによりデフレ不況からの脱却に向けて一歩を踏み出す事には成功しています。歴代の首相と比べても高い支持率を維持しています。多くの実績を積み重ねたことにより安倍マリオが受け入れられた側面があります。

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