日本人の日本酒離れをとめろ。今度は人工知能が日本酒のソムリエに

 

AIの提案力に脱帽

薦められた日本酒を試飲しました。確かに「酸味」と「余韻」が強くあり、私の好みの味わいがありました。想像以上の的確なお薦めだと感じました。

伊勢丹新宿本店の和酒売り場には数多くの和酒が取り揃えられていて、和酒に詳しくない人がお気に入りの1本を見つけることは困難です。店員にアドバイスを求めることもできますが、知識豊富な店員がいるとは限りません。しかし、人工知能によりこうした問題を解決することができます。さらに、学習効果によりお薦めの精度は高まっていきます

現状は30種類の中からのお薦めを行うに過ぎませんが、今後は選択肢の幅は広がっていくものと思われます。また、日本酒以外の分野でも応用は可能です。消費者の多様化した嗜好に対応できるという意味で「AI利き酒師」の試みに可能性を見ることができました。今後に期待ができそうです。

image by: Twitter(@lespros_leena

 

店舗経営者の繁盛店講座|小売業・飲食店・サービス業
著者/佐藤昌司
東京MXテレビ『バラいろダンディ』に出演、東洋経済オンライン『マクドナルドができていない「基本中の基本」』を寄稿、テレビ東京『たけしのニッポンのミカタ!スペシャル「並ぶ場所にはワケがある!行列からニッポンが見えるSP」』を監修した、店舗経営コンサルタント・佐藤昌司が発行するメルマガです。店舗経営や商売、ビジネスなどに役立つ情報を配信しています。
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