『ママチャリで日本一周中の悪魔』こと大魔王ポルポルさん。ようやく日本一周の旅を終え、以前ママチャリでも通過していた岩手県盛岡市に、夜行バスで再び降臨。ローカルなパン屋さんでコッペパンに自由な具を挟んでいたり、名物じゃじゃ麺とローカルバーで酒を堪能していたと思ったら、実はその前にも「タクシードライバー」というレアな酒を堪能していたのに、そのルポを紹介し忘れていたようで。。。
ママチャリ日本一周を終えた悪魔が盛岡市内で、レアな酒「タクシードライバー」に酔う
ガッハッハッハ!!大魔王ポルポルだ。
台風と共に、岩手県の盛岡市に来ておる。ママチャリで
我輩の旅行の目的はただ一つ、そう。盛岡市を「魔りおか市」
もちろん、我輩はホームレス。家もなければ、金もない。だから、
盛岡市にやってきて、盛岡市の名物「福田パン」を征服して、
そこで今回は、盛岡市の地酒を堪能しようとさまよっているのだ。
「ガッハッハッハ!! 素晴らしいぞ。楽しみだ。
と、約1年ぶりに同じ場所で再会したにも関わらず、
余談だが、我輩が日本征服(魔魔チャリで日本一周してたころ)
だがしかし!そんなことはどうでもいい。
懐かしい思い出など語っていては、
入り口の扉に手をやりガラガラと店内へ入っていった。そして、
「ガッハッハッハ!!我輩は大魔王ポルポルだ。1年ぶりに盛岡市
しかし!我輩の気配に気づいた店員は、「まぁまぁ、
席に着くや否や、すかさず、な魔ビールを注文。
「な魔ビールがあれば、我輩は満足だ。ガッハッハッハッハッハ!!
メニュー表を見ながら、よだれが出た。刺身、からあげ、
そして、「ここにあるメニューをすべて持ってこい!
そんな妄想を繰り広げていると、
「だ、だ、だ、大魔王様!!このお店の一番のメニューは、ウ、
「な、なにぃぃ!ウニだと!ガッハッハッハ!!」。
「は、はい!東北近海のウニは飛びっきり美味しいのです。め、
「ガッハッハッハ!!おい!店員。
しかし、店員は注文に答えようとしない。
「本日はウニはありません。
台風とは、
「わ、わ、わ、わ、わ!!我輩の連れてきた台風のせいなのか!!
「そうです。アナタのせいでウニが食べられないのです。」
我輩はウニが食べたい。しかし、
大魔王なのに人前で泣きそうになったが、まぁ仕方がないとして、
ウニが食べられないのは残念。涙と共に、な魔ビールを飲み進めると、
カツオ、サバ、タイ、タコ。色鮮やかな海の宝石箱のように、
その光り輝く海の幸を口の中にいれる。
新鮮で、盛岡の海を泳いでいる気分になった。口の中で、
そうこうしているうちに、魔ビールにも飽きてきた。そして、
なんでも、このタクシードライバーは、
(タクシードライバー…!)
(恐れていたことがついに来たか)
店員の目は変わった。
「な、な、な、な、な、なんだ! この喉の奥から力がみなぎる、
タクシードライバーの味を例えるなら、「
この知る人ぞ知る日本酒タクシードライバーについて説明しよう。この酒は、岩手県にある酒造メーカー喜久盛酒造が2005年から販売している地酒だ。
喜久盛酒造の創業は1894年。ということは明治27年じゃないか! そんな120年以上の老舗がこんなにも奇抜な名前で面白いラベルの日本酒を出したのには訳があったようだ。
元はゲームプランナーや格闘技の世界にも身を投じていたという同酒造5代目・藤村卓也さんは、30歳のときに先代が急逝。これを機に5代目蔵元に就任したが、もともと格闘技の他にサブカルチャーの分野にも造詣が深かったという。
2004年、喜久盛CM曲のリミックス盤をドイツのレーベルから発売するなど、さっそく老舗酒造メーカーらしからぬマニアックな活動を展開。そして同年、MAG2NEWSの運営元「まぐまぐ」からメルマガ「高橋ヨシキのクレイジー・カルチャー・ガイド!」も発行している、映画業界で活躍中のデザイナー高橋ヨシキ氏とお酒を飲んでいた藤村さんは、新しいお酒の銘柄を考えるという会話となり「タクシードライバー」という酒の名を考案したそうだ。
「ヨシキさんがラベルデザインしてくれるならマジでその酒を造りますよ!」とその場で約束した蔵元のもとに、本当に高橋ヨシキ氏からラベルデザインが届き、2005年に日本酒「タクシードライバー」が登場したというわけだ。
どうりで個性的な名前とラベルだと思ったのだ。我輩も純米酒「大魔王ポルポル」や「悪魔の囁き」なる日本酒のラベルデザインに使ってもらいたいものだ、ガッハッハッハ!! 藤村さん、高橋さん、マジでお願いいたします(本気)。
さて、我輩は過去に日本最西端の与那国市で60度くらいの酒を飲んだ
「おい!この店にある、タクシードライバーを全て持ってこい!
盛岡市でもなかなか手に入らないレアモノに我輩の心は虜になった
※(本人注)実際には、我輩の2杯目のタクシードライバーを頼んだあとに瓶
そして、この店のタクシードライバーは、
我輩も全てのタクシードライバーを飲み干したので、
大魔王ポルポルはそのまま、盛岡市の夜の街に消えていった。次はどこへ行こうか……。
(つづく)
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『大魔王ポルポルの日本征服の旅』
著者/大魔王ポルポル
日本一周の旅をしている大魔王ポルポルである。旅の裏側、隠れた小話など話したいことは盛り沢山!! だがしかし! タダで公開はできない。メールマガジンで日本のいろいろなことを掲載するのだ。メルマガに記載のアドレスに悩みや質問を送ってくれればメルマガで公開回答するぞ! ガッハッハッハ!!
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