たった15年。なぜアメリカは9.11以後、落ちぶれてしまったのか?

 

9.11を境に、アメリカは没落に向かう

2001年、ブッシュが大統領になると、すべてが変わりました。まず、経済面をみれば、「ITバブルが弾けた。その後、アメリカは「不動産バブル」をつくりだしました。しかし、07年には「サブプライム問題」が顕在化。08年、「リーマン・ショックから100年に1度の大不況」が始まります。

安保面を見ると、「9.11」があり、アメリカはアフガン戦争を開始しました。そして、03年イラク戦争を始めた。2つの戦争は、どちらも長期戦になり、アメリカの国力を衰退させます。

こうやって15年前を振り返ってみると、まさに2001年は、「アメリカが没落し始めた年」ということができるでしょう。

そして、米中二極時代が始まった

アメリカ一極時代は、「100年に1度の大不況」が起こった08年に終わりました。今は、「米中二極時代」です。

GDP、軍事費1位のアメリカと、2位中国が争っている。2015年まで中国が圧倒的に優勢でした。そのことは15年3月の「AIIB事件」を見れば、明らかです。アメリカの制止を無視して、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、スイス、イスラエル、オーストラリア、韓国などなど57か国が、中国主導AIIBに参加した。

この事件の後、アメリカはようやく、「中国こそが最大の脅威だ!」と認識しました。オバマさんは、急いでウクライナ問題、シリア問題を解決し、中国叩きに焦点をしぼります

そして、中国経済は突然悪くなってきた。15年3月、「AIIB事件」が起こった時、中国経済は「世界の希望」でした。それが今では、「世界のお荷物」になっている。

短期間で中国を追いつめることに成功したオバマさん。しかし、任期切れが迫った彼に、もはや力はありません。バトンは、新しい大統領に渡されます。

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