たった15年。なぜアメリカは9.11以後、落ちぶれてしまったのか?

 

15年ですべてが変わる

9.11が起こった15年前、アメリカは、「絶頂期の終わりのはじまり」にいました。そして、15年経った今、アメリカは、大統領が「世界の警察官ではない!」と宣言するほど、落ちぶれました

日本はどうでしょうか。2001年、小泉さんが首相になりました。当時の熱狂はすごかったですね。09年に民主党政権が生まれた時も、盛り上がりました。

15年で個人も国もすべてが変わります。良い方にも変わりますし、悪い方にも変わります。ただ良い方向に変わるためには、「良いビジョン」が必要ですね。日本にはそれがないので、15年間、GDPもその他のことも、ほとんど変わっていない気がします(ちなみに2001年のGDPは505兆円、2015年は499兆円!)。

 

ロシア政治経済ジャーナル
著者/北野幸伯
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