先日掲載した記事「【海外の反応】安定の斜め上を行くNIPPON式ロボットに世界は?」でもご紹介した、長崎県佐世保市のテーマパーク・ハウステンボスの「変なホテル」が好調です。無料メルマガ『店舗経営者の繁盛店講座|小売業・飲食店・サービス業』の著者で店舗経営コンサルタントの佐藤昌司さんは、今後ロボットが行う仕事がますます増加していくと分析していますが…、そうなった時、仕事を取って代わられる側の私たち人間は、なす術もなくただ見ていることしかできないのでしょうか。
「変なホテル」のロボットは「おもてなし」を不要にするのか?
20年後、あなたが望もうが、望むまいが現在の仕事のほとんどが機械によって代行される。
これは、グーグルの創業者であり、前CEOのラリー・ペイジ氏がフィナンシャル・タイムズのインタビューに答えた際の言葉です。人工知能の発達により、現在日常で行われている仕事のほとんどをロボットが行うだろうというのです。
オックスフォード大学の調べでは、現在人間が行っている47%の仕事が20年以内に機械によって代行されるとしています。
ビル・ゲイツは「ソフトウエアが運転手やウエイター、そして看護師の代行をするために、仕事の需要がどんどん減っていくだろう。特に大したスキルを必要としない仕事は次の20年でどんどん少なくなる」と述べています。
これらの話は店舗型ビジネスを展開する人たちにとって、他人事ではないといえるでしょう。ビル・ゲイツが言うように、ロボットがウエイターになり、ロボットが販売員になり、ロボットが調理をし、ロボットが清掃をし、ロボットがレジ打ちをするようになるかもしれないということです。
「そんな馬鹿な…」と思う方がいるかもしれません。しかし、こういったことが現実に起こり始めているのも事実です。