「串カツ田中」はなぜ創業7年でスピード上場できたのか?

 

◆戦略分析

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■戦場・競合

  • 戦場(顧客視点での自社の事業領域):串カツ専門の居酒屋
  • 競合(お客様の選択肢):居酒屋チェーンや串カツチェーンの「串カツでんがな」など
  • 状況:串カツ・串揚げ専門店の市場規模は増加傾向のようです。

■強み

1.美味しい串カツが手軽に食べられる

  • 衣、油、ソースすべてがオリジナルブレンドのこだわりの串カツがリーズナブルな価格で食べられます

2.居酒屋なのに家族で入りやすい(子どもも楽しめる)

  • 気軽に入ることができる(大衆食堂のようなイメージ)
  • 積極的なバリアフリー対応(ココロのバリアフリー)

 ★上記の強みを支えるコア・コンピタンス

社外秘のレシピと独自のオペレーションノウハウ

  • 串カツの味の核となるソース、揚げ油、衣は独自のブレンドであり、そのレシピは厳重に管理されています。
  • 職人を必要としないコックレスのオペレーション
    →徹底して業務の均一化・簡素化を図っており、職人(料理人)に頼らない運営及び教育の仕組み化を実現しています。
  • お客様を笑顔にする文化
    →車いすのお客様が来店された際、元々バリアフリーで作っていないこともあり、段差や通路の狭さのため、テーブルやいすを移動するなどして、お客様が楽しく過ごせるように対応されたそうです。

上記のような独自のレシピとオペレーションノウハウや文化があるからこそ、強みを実現できているといえます。

■顧客ターゲット

  • メインターゲットは20代から50代の働いている人
    →近隣の子ども連れの家族が顧客の中心
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