【京都】誰もがこの地に憧れた。ひとあじ違う、洛中を染める紅葉

 

【京都案内】今年も古都に秋が来た。紅に染まる大原の里を往く」、「【京都案内】大人は洛北を目指す。古都で紅葉に息を飲む旅」、「【京都案内】夜も、また良し。古都一番の紅葉を思い出に加える旅」、「【京都】境内に広がる敷き紅葉を独り占め。哲学の道で思索に耽る」と4回にわたって皆さんに「京都の紅葉の名所」の見どころをお伝えしてきた無料メルマガ『おもしろい京都案内』。今回はいよいよ市内中心部、洛中の紅葉スポットをご紹介します。

紅葉特集「京都洛中の紅葉名所」

今回の紅葉特集は市内中心地、洛中の紅葉名所をご案内します。この4ヵ所は有名どころであり、誰もが知る名所中の名所ですよね。大徳寺からは高桐院を取り上げましたが、広大な境内には数多くの寺院が点在しています。全てが公開されているわけではありませんが、多くは紅葉の名所です。大徳寺だけで一日中紅葉を満喫できるぐらいの名所なので是非足を運んでみて下さい。それでは今回も写真入りの私のブログと共にお楽しみ下さい!

北野天満宮

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image by: 京都フリー写真素材

  • 住所:京都市上京区馬喰町 もみじ苑入場料:600円(焙茶菓子付)
  • アクセス:JR「京都」駅から京都市バス[50]系統(立命館大学前行)又は[101]系統(二条城・北野天満宮・金閣寺行)に乗車し「北野天満宮前」で下車
  • ホームページ:北野天満宮

北野天満宮は菅原道真を祀った神社で、地元では「北野の天神さん」として知られています。菅原道真は学問の神さまとしても知られ、受験生などの祈願、絵馬の奉納が後を絶ちません。福岡の太宰府天満宮、東京(上野)の湯島天神と共に天神信仰の中心です。 

北野天満宮では毎月25日に天神さんと呼ばれる市が催されます。特に梅が咲き誇る2月25日は梅花祭があり、京都最古の花街・上七軒(かみしちけん)の芸妓さんによる野点も行われます。

北野天満宮 紅葉 2015年見ごろは?ライトアップはいつから?

西本願寺

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image by: 京都フリー写真素材

  • 住所:京都市下京区堀川通花屋町下ル
  • アクセス:市バス(9・28・75系統)西本願寺前下車。JR京都駅から徒歩約15分
  • ホームページ:浄土真宗本願寺派 本願寺

地元の人には「お西さん」の呼び名で親しまれています。浄土真宗本願寺派の本山で1272年に親鸞聖人の末娘覚信尼(かくしんに)が京都の東山大谷に建立した廟堂が起源。その後大阪、和歌山などを転々とした後、1591年豊臣秀吉が現在地を寄進し今の場所に400年以上存在する大寺院。1602年、本願寺は東西に分立。

御影堂と阿弥陀堂は国宝。書院の庭園は桃山文化を代表する枯山水様式です。その他、わが国最古の能舞台(北能舞台)、唐門など桃山文化を今に伝える国宝建造物が多数あり見どころ満載です。1994年に世界文化遺産に登録されています。

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