お見舞いに鉢植えの花はNG? 知っておきたい「贈り物のタブー」

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クリスマスやお歳暮など、12月は贈り物をする機会が多い月ですよね。心を込めて贈り物を選ぶのは良いことですが、「これだけはダメ!」というタブーがあることをご存知でしょうか? 無料メルマガ『1日1粒!「幸せのタネ」』では、知らなきゃ損する贈り物のタブーについて紹介しています。あなたは、NGなプレゼントを贈ろうとしていませんでしたか?

心配りと贈り物

クリスマスまであと1ヶ月ほど…ということで、世間では「クリスマス商戦」というべきか、クリスマスギフトの広告を良く見かけるようになりました。

イギリス人の友人が、とにかくこの時期は嫌だ、と言っていました。あらゆる人にプレゼントを贈る習慣があるため、お金がいくらあっても足りないし、何を買うかを選ぶだけでも大変だと…。

日本ではまずは子供が親に買ってもらうクリスマス・プレゼントがあって、そこに夫婦同士、恋人同士のプレゼントでしょうか。「お世話になった方に」という部分は、「お歳暮」が担っているのでしょうか。

いずれにしても、人に何かを贈るというのはなかなか頭を悩ませるものです。高いものを贈れば良いというものでもありません。間柄にふさわしいランクがあるでしょう。

また、贈り物としてタブーとされているものもあるようです。ハンカチは、「手を拭くきれ(布)」から「手切れ」を連想させるので、縁を切る意味に繋がると言われています。恋人に靴を贈るのもダメだそうです。その靴を履いて遠くへ行ってしまうからだそうです。

また、女性が男性にネクタイを贈るのは、「あなたに首ったけ」という意味があるそうです。リング(指輪)やネックレスなどは、愛情の深さを示すと同時に束縛したい、独り占めしたい、という気持ちも表すとか。

結婚祝いなどでは、ガラス製品など割れやすいものは、「仲が壊れる」のイメージに繋がるので、避けるのが基本だそうです。お見舞いでも、鉢植えの花などは「根付く=寝着く」につながり、入院が長期化するということで、嫌われますね。

相手を大切に思う気持ち、お世話になったことへの感謝の気持ち、相手を祝福する気持ち…、色んな気持ちを込めて贈り物をするのだと思いますが、ただ思いが先走るとうまく伝わらないこともあります。「これはプレゼントしても大丈夫なものだろうか?」と少し調べたり、詳しい人(お店の人など)に相談してみるのも大切ですね。

プレゼントの品を選ぶときに、素直に「こういう相手に、こんな気持ちをこめて贈りたい」とお店の人に相談するのは、決して恥ずかしいことではありません。花束なども、退院した友達に贈る、開店○周年のお祝い、これから仲間とホームパーティーに行く…などなど、目的と予算を言えば,うまいぐあいに作ってくれます。

贈り物をするときには、心を込めるのも大切ですが、その気持ちがちゃんと伝わるように、あと少しの心配りがあると、さらに良くなります。

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