チョコレートで作った「一眼レフカメラ」がいい味出しすぎ

2017.01.05
 

たった2人で始めたチョコレートショップ、情熱が形になった作品たち

同店では、「チョコレートとアートの線引きをなくす」をモットーに、なんと従業員わずか2名で製作に励んでいるのです。

2014年にショップをオープンして以来、自身のチョコレート作品を多くの人々に知ってほしいという思いで、ちいさな工芸イベントやマーケットでの販売から事業をスタートしていきました。

彼らのホームページでは、「人々が最初に僕たちのチョコレート作品を目にした時の反応を見るのが何よりも好きなんだ。そしてその喜びが、もっともっとチョコレートで人々を驚かそうという原動力になる」と語っています。

 

 

そのこだわりは見た目だけではなく、使用するチョコレートの質にも気を配り、ココアビーンズ選別の工程から、その自然なクリーミーさや風味などを追求することで、「見て楽しく、食べて美味しい」を見事に実現しています。

その作り方は、最初の段階では、ココアビーンズの選定にはひと際こだわっている以外には、普通のチョコレートを作る伝統的な手法と変わらないそうですが、その後、マジシャンがネタを明かさないのと同様に、彼ら独自のちょっとした「秘密の魔法」を施すと言います。

何だか現実世界の「チャーリーとチョコレート工場」ですね。

以前はまったく別の仕事に就いていたという2人の男性が、趣味として作っていたチョコレート作品をビジネスにしようと決意し、それを見事に実現した潔さには感服しますし、多くの工程をたった2人で行い、作り上げた作品の数々を、一目見てみたいという気持ちにさせられます。

残念ながら現在はイギリス国外への発送は行っていないそうですが、まさに情熱が形になったチョコレート作品をいつか実際に見て (食べて) みたいですよね。

 

Source by: The Chocolate Workshop

Image by: The Chocolate Workshop

文/貞賀 三奈美

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