安倍総理が「真珠湾で謝罪する」ことこそが、中国の野望を打ち砕く

 

オバマ大統領への感謝を

安倍総理の真珠湾訪問には、もうひとつ重要な意味があります。それは、「オバマ大統領と気持ちよくお別れすること」です。そのためには、第1に「オバマ大統領は、傑出した大統領である!!!!」とほめあげることが必要。ネタはあります。

  1. オバマは世界経済が最悪だった09年に大統領になり、アメリカと世界経済を破局から救った。
  2. オバマ政権下でシェール革命が進み、アメリカは世界一の産油、産ガス超大国になった。

日本については、

     3.  トモダチ作戦

を、決して忘れるべきではないでしょう。そして、大きな声でいう必要はありませんが、オバマ政権

  • 10年「尖閣中国漁船衝突事件」
  • 12年「尖閣国有化」
  • 16年夏「大規模領海侵犯事件」

があった時、「尖閣は日米安保の適用範囲である!と宣言し日本を中国の侵略から守ってくれたことも忘れてはいけないでしょう。小人数で話す機会があれば、是非とも感謝すべきですね。

総理の真珠湾訪問。これは、「日米関係によいこと」と断定的に思われがちです。しかし、真珠湾訪問が「よいもの」になるか「わるいもの」になるかは、総理の言動によります。

中国は、「アメリカを反日統一共同戦線に引き入れる」と宣言している。総理は、中国の野望を、真珠湾で是非粉砕していただきたいと思います。

image by: 首相官邸

 

ロシア政治経済ジャーナル
著者/北野幸伯
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