なんで副業をコソコソやらなきゃいけないのか。【俣野成敏vsMB対談】

2017.02.21
by よっすぃ~♪(まぐまぐ編集部)
 

MB:どれにも共通することだと思うんですが、あんまり常識だったりとか一般的な概念だったりとかルールとかに縛られないほうがいいと思うんです。僕の場合がすごくそうだったんですけど、基本的にショップスタッフって、考えることを止めさせるというか、ルーチンで動くことを求められるんです。朝は朝礼をして、こういう仕事をやって、何時になったら帰る……それを毎日続けてくださいって感じで。それぞれの能力の差なんて関係なく、画一的にこれをやりなさいっていうことを求めてくるんです。そうすると社員は、どんどん思考が停止してしまうんです。

俣野クリエイティビティがどんどん失われていくというね。

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MB:そうなんですよ。そうすると、新しいことができなくなっちゃって、会社員という範疇の中でのみ頑張ることしかしなくなっちゃう。そうじゃなくて、その範疇から一歩抜け出さないと、新しいことって生み出せないわけなんです。さっきの「事務番長」や「社外人事部長」の話もそうだと思うんですけど、常識に囚われすぎている人には、思いもつかないことだと思うんですよ。でも改めて考えてみたら、実は十分に成り立つものなんですよ。だから、いかにしてそこに辿り着けるかっていうのが大切で、そのためには自分の現状や常識に疑問を感じてそこからどう抜け出すかってことを考えないとダメですよね。

俣野:「事務番長」や「社外人事部長」の話で言えば、お客さんを持って辞めるっていうところも、すごく大事ですよね。大企業だと難しい話だけど、中小企業なら、そういうのも通りやすい話なんですよ。そもそも中小企業って、その人を雇用したいと思って雇用してるわけじゃなくって、「雇用をしないと仕事をしてくれないから」っていうので、雇用してるわけじゃないですか。そういう時に、「私、フリーでやりたいんです。今までの仕事はちゃんとやりますから」って言われたら、「あ、そうか」ってなる可能性は高いんです。それでもし「それだったら、もういいよ」って言われちゃうんだったら、独立はしないほうがいいですね。その程度の働きしかできてないっていうことだから。独立しても今いる会社からも仕事が取れないようだったらそれは止めたほうがいいですね。

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Photo by: Kotaro Minamiyama

 

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俣野成敏(またの・なるとし)

大学卒業後、シチズン時計入社。リストラと同時に公募の社内ベンチャー制度で一念発起。31歳でアウトレット流通を社内起業、年商14億円企業に。33歳でグループ約130社の現役最年少の役員に抜擢され、40歳で本社召還、史上最年少の上級顧問に就任。著書に『プロフェッショナルサラリーマン』『一流の人はなぜそこまで、◯◯にこだわるのか?』などベストセラー多数。2012年に独立後は、ビジネスオーナーや投資家として活動の傍ら、私塾『プロ研』を創設、マネースクール等を主宰する。『MONEY VOICE』のほかメディア掲載多数。『まぐまぐ大賞2016』で1位(MONEY VOICE賞)を受賞。
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