日本国民を救うため命を張った出光石油創業者・出光佐三の偉業

idemitsu20170306
 
先日掲載の記事「『海賊とよばれた男』の子孫が反乱。出光の泥沼合併騒動に新展開」でも詳しくご紹介したように、「昭和シェル石油」との合併を巡ってお家騒動が勃発している「出光興産」ですが、その創業者である出光佐三はかなりの大人物だったようです。今回の無料メルマガ『売れる営業マンの常識は売れない営業マンの非常識!』では著者で営業実務のコンサルタントを手がける島田基延さんが、出光佐三の命を張った偉業を紹介しています。

名経営者に学ぶ 出光佐三

戦後ゼロからの再出発をした出光は、苦難を乗り越え、どうにかタンカーを有するまでになったのですが、独資を貫いたためにアメリカメジャーから締め出しに合い、遂には油の輸入ができなくなります

会社にあるお金であと半年で会社は立ち行かなくなります。出光佐三は、これだけあれば、社員の再就職先を決めるには十分と考えて、会社の整理にかかろうとしていました。

そんな矢先、イランの石油を買わないか? と、話が舞い込みます。

当時のイランはイギリスから独立したばかり、石油施設の全てはイギリスが建設し、イギリスが石油の権利を主張していました。

イランが海外に石油を売ろうとすると、イギリス海軍が邪魔をします。タンカーを拿捕し、イギリス軍が取り上げるのです。実際に、イタリアのタンカーが拿捕され、世界中どこもイランの石油を買おうとはしていなかった。非常に危険性が高く、拿捕だけではなく、撃沈される恐れまであったからです。

さて、あなたが経営者なら、この時どんな決断をしますか? アメリカメジャーに頭を下げ、資本提携をして、油を供給してもらう。そうすれば、普通に油を買うことができます。

ただ、出光佐三は、日本の油が外資に握られることは日本の独立性を妨げると考え、ここまで、独立独歩を貫いていました。

商売を変える。油以外の商品を売るという判断もできます。実際戦後は、ラジオ修理から漁業まで食うために何でもやった会社です。

潔く会社をたたむ。社員を引き受けてくれる会社を探し、会社を整理して綺麗にたたむ。これも一つの考え方です。

さあ、あなたはどんな判断をするでしょう?

 

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