うーん、落語はよく早朝サーフィンに行く車内でラジオを聴くぐらい好きなのですが、「相手にわからないことを伝えるのにとても役に立つ」というのは正直、取って付けたような違和感を感じますね・・
それよりも落語の魅力って「聞き手の想像力を掻き立てられるところ」だと思うんです。
ブログにも何度も書いた通り、ビジネスで最も必要な力の一つに想像力があるのですが、それってアニメや映画のように何もしなくても視界に絵が入ってくるようなものじゃ全然鍛えられないんです。その点、小説や落語は頭の中で一人ひとり違った情景を思い浮かべられるので、自然と想像力が養われますよね。
特に一流の落語家って蕎麦を食べる時もリアルにその様子が思い浮かぶように身振り手振りや話し方を工夫していますし、熊さん八っつぁんのような古典落語も登場人物の容姿など細かくは語らず、聞き手の受け取り方に委ねられています。
このように想像力を鍛える訓練になるところが落語の一番の良さだというのがわたしの意見です。
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