例えば、ファッション雑誌を見ていたとします。パラパラとページをめくっていると、どこかで欲しいと思える瞬間が出てくるはずです。まずはその理由が何かを考えます。
ただビジュアルが気に入ったのか、今持っている服に合わせたいと思ったのか、こだわりの理由を読んで欲しくなったのか、モデルの着こなしが素敵で気になったのか。
いろんな理由が出てくるはずです。その理由を書き溜めておきます。この癖がついて、ストックが増えると、接客中にもお客様の理由が見えるようになってきます。「あ、このお客様は同じような服を持っていないから欲しいんだな」とわかれば、オススメする言葉も変化しますよね。誰にでもできる簡単な方法でいて、とても効果的な方法です。
というわけで、久々に簡単なトレーニングをしてみましょう。今日、店頭でも雑誌でもネットでも、商品を目にして「欲しい」と思った理由を考えてみてください。どんな場所で見たものでも構いません。ポイントは、「これ欲しい」「買いたい」と感じた理由をしっかり考えて書き出すことです。やることは簡単なことですが、効果が出やすいトレーニングです。
今日のおさらいです。
- お客様が買いたくなる瞬間をストックしておく。
image by: Shutterstock.com
ページ: 1 2