梅雨こそ天体観測だ。可愛く集まる5つ星「いるか座」って何?

shutterstock_97415951
 

6月といえば梅雨の季節。雨続きで憂鬱な時期ですが、無料メルマガ『1日1粒!「幸せのタネ」』の著者・須田將昭さん曰く、実は春と夏の両方の星座や惑星が楽しめる、隠れた天体観測シーズンでもあるそうです。雨の多い季節だからこそ、天気がいい日は夜空を見上げてみるのもいいかもしれませんよ。

6月のほしぞらの見所

6月に入りました。ということで、今月の星空の見所をご紹介したいと思います。

まずは惑星たち。水星も金星も夜明けの東の低空に位置しています。金星は3日に西方最大離角を迎えるのと、明るさも-4等級と非常に明るいので簡単に見つけられるでしょう。日の出前に見ないとダメですが…。

外惑星では、春の星座おとめ座に位置する木星は、まだまだ観測しやすい時期です。ひときわ明るく輝いているので、これもまず他の惑星と見間違うことはないでしょう。上旬で夜9時ごろには東の空に輝いているのが見えるはずです。

今の土星の輪の開き方は非常に大きくて、もし機会があれば天体望遠鏡で覗いてみてください。土星ほど神秘を感じる天体はなかなかありません。7月、8月と引き続き観測しやすい時期を迎えます。楽しみな夏ですね。

星座としては、東の空から夏の星座がたくさん上ってきます。先日お話ししたさそり座は土星より先に見えているはずです。

print
いま読まれてます

  • 梅雨こそ天体観測だ。可愛く集まる5つ星「いるか座」って何?
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け