Tさん:はい、もちろん(笑)。3時間という長時間に渡る講習を5700円もわざわざ支払って受けなければなりません。しかも、手紙が届いてから3ヶ月以内に受けなければなりません。
吉田:へー、高いっすね。5700円って(苦笑)。その講習を無視した場合にも当然ペナルティーもあるんですよね?
Tさん:はい。受講命令に従わなかった場合は……5万円以下の罰金になります。
吉田:もう講習受けるのは強制じゃないですか!
Tさん:そりゃそうですよぉ。これぐらいのペナルティーを与えないと、反省してくれないじゃないですか。
吉田:まぁそうですけどね。それだったら道路交通法違反として違反キップ切られて反則金支払ったほうが時間の無駄遣いにならないし、講習受けるほうが苦痛極まりないと思いますね。軽車両は点数制度ないから反則金払うほうが全然いい!
Tさん:それ……講習受けた方々がみんな吉田さんと同じことおっしゃいます(苦笑)。その軽車両は点数制度がないからこそ、このような講習受講制度を積極的に展開させることで、何度も自転車で違反していた人を反省させられるわけです。”つい、うっかりして”というのは1回までです。2回違反したら5700円を支払ってまで受けなければならない、3時間の苦痛……いや、苦行というほうが正しいでしょうか。長時間の講習を受けなければならないペナルティーが待っているってことなんですね。
吉田:実際に違反キップ切られた場合はどうなるんですか?
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