日本の「東大神話」はもう時代遅れ。武田教授が指摘する受験の弊害

 

でも、おそらく加計学園問題が最後で、旧態依然とした日本の教育にメスが入り、学校の試験は「他人と比較するため」から「習った子供の力を見るため」に代わり、履修する科目は「全員同じで同じレベル」を期待するのではなく、「その子供にあった科目を勉強してその子供なりに目的を達成すれば良い」に変わるでしょう。

そして大学受験もなくなり、「どの大学に入った」というのもなく、学歴社会から解放され、東大神話もなくなります。今でも多くの人が望んでいることですが、日本人特有の「自らが自らを苦しめる」という社会から脱していないだけです。

明るく楽しい社会に向かいたいものです。(つづく)

 

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中部大学教授の武田邦彦です。主に環境問題や資源に関して研究を行っております。 私のメルマガでは、テレビや雑誌新聞、ブログでは語ることが出来なかった原発やエネルギー問題に鋭く切り込みます。

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