なぜかと言えばですね。
生ゴミのイヤなニオイ=食材+水+温度
だからです。つまり生ゴミのニオイは腐敗臭なわけで、それを防ぐためには
極力水分を切る
ことが大切なんです。ところが、三角コーナーにゴミを溜め、そこにゴミが出るたびにゴミと汁やソースを流すという行為は、食材に
水分を与える
ということを繰り返し行なうことだからです。ま、温度を下げてもニオイは減りますが、室温を下げて寒い思いをするより食材に水分を加えないことの方がカンタンでしょ?
んじゃ、三角コーナーを設けないでどうしているのかというと、
ステンレスのボウルにゴミを捨てる
ようにしています。調理中のゴミの大半は、食材のキレッパシです。このキレッパシ自身に含まれる水分は、たいしたことがないんです。だから、それをそのままステンレスのボウルに捨ててしまえば、それ以上水分を吸うことがないんです。
水分があるようなもの、たとえば味噌汁の食べ残しなどはシンクのゴミ受けつきの排水溝に流し、ゴミ受けに残ったゴミをステンレスボウルに捨て直しています。で、ステンレスボウルにゴミが溜まってきたら、
新聞紙に包んでから
生ゴミ専用ゴミ箱に捨てています。新聞紙に包むのは、もちろん残った水分を新聞紙に吸わせるためです。こうするだけで、生ゴミ専用ゴミ箱の中がすごいことになるのを防げるのです。
生ゴミは水気を切って捨てる。これだけでもだいぶニオイが違いますよ。
image by:Shutterstock
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