もし、仏教について、良くわからないと思われるのでしたら、親しみを持つことから始めてみませんか? 仏教に親しみを持ち、仏教を説明できるようになるというのは、日本人としての教養であり、国際的な人になるということにつながります。
『だいぶつさまのうんどうかい』の絵本は、仏様たちの運動会のお話です。仏様たちの名前や特徴がとても分かりやすく、楽しく、描かれています。文章を書いた苅田澄子さんは『いかりの ぎょうざ』の作者。絵を描いた中川学さんは、浄土宗西山禅林寺派僧侶であり、『世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ』のイラストを描いた人です。この2人の作者の魅力が存分に発揮されている絵本です。
私は、本屋さんで見つけて立ち読みし、あまりの面白さに、繰り返し読みたいと思い、即購入しました。カバーの裏側には、仏像の解説がついていますので、カバーの裏側も楽しめる絵本です。
絵本『だいぶつたちのうんどうかい』はこのような人にお勧めです。
- 今よりも仏教に親しみを持ちたい人
- 日本人としての教養を親子で身に付けたい人
- 国際的な人にわが子を育てたい人
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