猛威を振るう「O-157」、食中毒から身を守るための方法は?

 

今回のお惣菜店の件で注目してほしい点

  1. 1次加工、2次加工、など調理する場所や時間が複雑になっている。
  2. それぞれの加工場所での衛生マニュアルは徹底していた。
  3. しかし、販売の現場で、客がトングでそれぞれ取り分けて購入するしくみ。 客の側には手洗いなどの義務はなかった。

お惣菜、お弁当売り場は年々規模が大きくなっています。 子供の腸管は未熟なので重症例や死亡例も子供でのケースが多いようですので、普段から腸管を丈夫にするための努力は重要です。

では一体どうすれば?

腸上皮(バリア機構)を丈夫にすること、これが一番です。

やはり日本型食生活です。 ヨーグルトを食べれば良い、などと思ってはいけません。 食事パターンで腸内フローラの傾向が変わってきます。 腸内細菌の代謝産物が腸管バリア機構をよくも悪くもします。発酵食品の発酵菌の菌体成分は腸管免疫細胞に信号を送ります。(つづく)

※メルマガ『メグ先生の森の診療所』より一部抜粋

image by: Wikimedia Commons

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岩手県出身、岩手医科大学卒業、放射線科専門医、社会を幸せにする医師としての実績を日々模索し続けている。医師、野菜ソムリエ両者の視点から綴られるメルマガは読めばすぐに役立つ内容で人気を集めている。まぐまぐ大賞2014ライフ部門入賞。

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