北米の履歴書には顔写真も生年月日もない。年齢なんて無意味な基準だ

 

アラフォー、という言葉自体ない

世界中からの生徒さんたちにも驚かれる事実なのですが、北米では就職活動の際、履歴書に生年月日(年齢)、顔写真、結婚暦、子供の有無などは記載しません。見た目がウリなモデル業などは例外ですが、北米の一般企業の人事担当者の友人たちにも一応確認を取りましたが、顔写真や全身写真などを貼ったら、いくら履歴書の内容と実際の人物の中身がよくても読まれずに速攻ゴミ箱行きです。

私もカナダで6〜7社で働いた経験がありますが、顔写真や生年月日を履歴書に載せたことは一度もありません

そもそも、英語ではアラフォーなどという言葉自体ありません。それがすべてを物語っていますよね。

もうすぐ40歳、40歳を少しまわったから、なんだ? という考えですから。

そのため、アラフォーのくせになどと言われることはありません。

年齢でなく人としてどういう人間なのかが重要。

10代でも老若男女から尊敬される生き方をしている人はいますし、20代でも人々から軽蔑される生き方をしている人もいますし、50代なのに人としてまったくなっていない場合も。

要は年齢ではなく、モラル、人生経験、社会への貢献・奉仕、実績、生き方そのものが評価されます。アラフォーのくせに、と年齢で括られることはないけれど、人として評価されないと、いつまでも子供っぽいだとか価値のない人間だとは思われますし面と向かって言われることもあるでしょう。

強くしなやかに自分らしく生きるだけ

そうしていたら、おのずと年齢なんて無意味な基準だと気づく日が来ます。

日本でさんざ、「アラフォーのくせに、まだ独身なのか」とか「アラフォーのくせに、孫の顔を見せないなんて親不幸だ」とか「アラフォーのくせに、偉そうに!」などと言われ続けている日々から脱出して、肩の力を抜いて胸を張って笑顔が増える生き方をしたいのならば北米生活は向いているかもしれません。

それでは毎回、皆様に大好評の本音をシェアいたします。

アラフォーで北米に来た日本人女性24名に聞きました。

1.北米で年齢を意識することはありますか。

はい:8名
いいえ:16名

2.北米で年齢を意識するときはどんな時ですか。

*運転免許証の更新時
*パスポートの更新時
*旅行の手配の際
*ほとんどない
*職場が日本人ばかりだった時

3.北米で、アラフォーの女性の特徴を挙げるとしたら。

*ボトックス打ちまくり
*顔のシワがすごい
*実年齢よりも確実に年上に見える
*既婚、未婚問わず社会的にも地位を確立している
*離婚歴、再婚組が非常に多い、それだけ自分の気持ちに正直
*まだまだ、これからだという勢いがある

年齢問わずで、とにかく人として魅力があれば何ら問題ない北米生活

年齢層の違う友人ができやすく、40代と20代が同じ空間で講義を受けている大学内なんて、いたって普通の光景。

例としてですが、私の友人は53歳で大学に入り直し、離婚して来年から新しい分野で仕事を始めますし、元同僚は61歳で大学に行き直し、セラピストとして独立しました。

各国、アラフォー(以降)の事情は異なりますが、ご自分に合う生き方はどちらだと思いますか。

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image by: Shutterstock

 

『婚活に疲れたら海外で幸せをつかもう!』第58号より一部抜粋

著者/ロゼ
カナダ育ちのバイリンガル、上智大学卒。カナダのバンクーバーで英語講師としてキャリアを積みつつ国際恋愛・国際結婚アドバイザーとしても活躍中。婚活に疲れたアラサー・アラフォー女性に毎回国際結婚のヒントを与えてくれるこのメルマガ、初月無料です!
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