14歳から成人までの男の子に必要なのは、父親でも母親でもない

 

父親が出番となる時期

2)6歳~14歳まで

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最重要人物…父親(もしくはそれに変わる人物、以下父親で統一)

子どもが内的な衝動を感じ、男性的な特徴が急激に出始め、男になることを学びはじめ、父親から学ぼうとする時期。

また、興味や活動の範囲を拡げるために父親に目を向け、父親や父親の代わりになる男性に興味を示し、いっしょにいたがり、彼らのすることを真似したり、教わったりしたがる。傍らにいる男性から、お手本となる、知恵となることを学び、一人前の男になる方法を学ぼうとする時期。

この時期に、父親が、この欲求を無視すると、父親の興味を引きたいという問題行動を起こすこともあるので、この時期は、特に父親がしっかりと受け止めることが特に大切。

《この段階で特に大切なこと》

◎さまざまな事態に対応する能力と技術を身につけること

◎親切心や陽気さを養い、バランスのとれた人間になること

《覚えていくこと》

◎自分を抑えることを学ぶこと

《こうするといいこと》

父親は、子どもと過ごす時間を積極的につくる

裏庭で遊ぶ、キャッチボール、散歩、いっしょに何かを作る、自分の子ども時代について話すなど、楽しい時間をいっしょに過ごすことが大切。これは、親も子も財産になるそうですよ~。

ただし、このとき、過度に競争意識を煽らない、暴力をふるわない、怒鳴らない、冷静さを保つことが大切。それにより、抑えること、そうしないことを学びますから。

父親は、積極的に話しかける

仮に、「うるさい」などとクールに反応されても、根気よく話しかけ、愛情を表していくこと、また、議論や話し合いなどをしていくことも大切。これが、人とのコミュニケーションの基礎となっていくから。

母親に、まかせきりにしない

この時期は、父親の存在が大きいことを自覚し、重要な決定には参加し、宿題をみたり、いっしょに家事手伝いをしたりすることが大切。母親を、子育てで孤立させないようにしていくこと、みんなでやっていくこと、家族内での自分の役割などを覚えていくから。

母親は、見守り、支える

自分の息子と父親を信じて、温かく見守る。クールになってきても声をかけ続け、温かく楽しく見守ること。いいところを誉めていくと、才能が花開くかも…

6歳~14歳までの時期は、父親が「積極的に、息子と関わること」が、大切ということですね。

では、「シングルマザーはどうすればいいのか?」ですが、この時期は、

「叔父や友人、学校の先生、スポーツのコーチ、若者の指導者などなど、よい男性の役割モデルを見いだし、その助けを借りる」といいようです。

もちろん、人選の大変さはあるようですが、よき大人の男性の力を借りることは、重要だそうです。また、たいへんな子育てをしているので、自分をいたわる時間、自分のための時間もとることが大切だそうです。

さて、この時期に父親のいいところを見せたら、次は他の人に任せていきましょう~

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