14歳から成人までの男の子に必要なのは、父親でも母親でもない

 

母親が最重要の時期

1)誕生~6歳まで

基盤となる「ハードをつくりあげる」時期

最重要人物…母親(もしくはそれに変わる人物、以下母親で統一)

母親、または傍らにいる人からを得て、自分の存在基盤をつくりあげていく時期。

《この段階で特に大切なこと》

◎深い愛情と安心感を与え、子どもを温かく迎え入れてやること

◎少なくとも一人の人間と特別な絆を結ぶこと

《こうするといいこと》

一対一でよく話しかけること

脳の言語能力の発達を促し、社交的になるために、話しかけは男の子にとってとても大切。

母親は、たっぷりと抱きしめてあげる

男の子は、この時期しか、おおっぴらに母親に甘えることはできないので、この時期に肌の触れあいのある関係づくりが大切。

男の子は女の子より、母親から離されるのを恐怖に感じ、母親の興味や愛をひくために、泣いたり、むずかったり、うるさくしたりします。それは、この時期の母親の愛がとても必要だから。この辺りをわかってあげて、たっぷりと抱きしめてあげましょう。

父親は、触れあいのある遊びをする

高い高いや、簡単なボール遊びなど、遊びの中で、できるだけ子どもに触れながら遊ぶこと。

ただし、こんなところに注意が必要とか。

父親は、男の子と遊ぶとき、母親より活発で、興奮させることが多いそうです。ですから、興奮させたらその後、落ち着かせることや、静かなこと(本を読んだり)慰めたり、譲ったり、やさしさなどもしめしながら、興奮で終わらせないことが大切だそうです。

父親は、母親に愛情をかける

なんといっても、母親に愛情をかけて、母親を安心させることが大切。また、子育てを母親一人にまかせず、子育てをいっしょにしていくこともうんと大切。

とにかく、誕生~6歳までの時期は、「たっぷり抱きしめ、たっぷり遊ぶ」ことがいいようです。この時期は、とても短いですしね。

さて、この1)段階で、愛情をかけてあげるのは、両親共に、母性本能も強い時ですので、それほど意識的にしなくても済みます。

しかしながら、2)の頃になってくると、意識的に「育てる」という意識が必要になってきます。

男の子も、少しばかり「男」意識が出てきますから、母親に反抗的になったり、父親のことを意識するようにもなります。つまり、父親の存在がクローズアップされてくるのですね。

この時期は「父親の出番!」です。父親の存在感を出していきましょう~

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