実際、日本でもあまり聞いたことのないラーメン屋も結構OPNEしています。世田谷ラーメン、田端ラーメン、日暮里ラーメン、札幌ラーメン、色々な名前のラーメン屋があります。アメリカ人は日本中でとても流行っているラーメン屋と思っているのです。彼らは、日本で評判の○○ラーメンだ！ とPRしているのですから。
実際これらのお店はNYCで流行っています。儲かっていると思います。彼らのマーケティングは大正解なのです。しかし、日本人のお客様はほとんどいません。それで良いのです。NYCでは日本人はマイノリティーなのですから。商売ならマジョリティを相手にすべきですから。
味はアメリカ人好みで良いのです。実際、流行っているラーメン屋のお客様はアジア人とアメリカ人です。日本人が来なくても流行っているのです。
これがカリスマ起業のヒントなんです。
「日本」ブラントを利用し、そして、自ら「カリスマ」で人気スタートするのです。
誤解のないように。ジャパンブランドやカリスマでスタートすれば必ず儲かると言っているのではありません。謙遜でのマイナススタートよりも、カリスマでかなり有利にスタートできる事が大切なのです。そしてもちろん、勝負はOPENしてからなんです。
誰をターゲットにするかが重要なポイントです。
最近ハイエンドの日本食レストランが流行っています。
・Massa
・中澤
・天ぷらの松井
・ZUMA
・O Ya
上記は全て日本食レストランですが…、さて、これらの料金はいくらでしょうか？
食事＆TAXでなんと…、250ドル以上します。日本円なら3万円です。これに飲み物代金＆チップが加わると…、軽く、1人4万円コースとなります（笑）。
これが今NYCで流行っているのです。
では、日本人の富裕層で満席かと言うと、これが全く違います。日本人はあまり行かないのです。
これがNYCの面白いところなんです。
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『NY在住となりの起業家中川扶二夫「誰でもなれる海外起業家論」』より一部抜粋
著者／中川扶二夫
日米での起業家。ノマドライフ家。29歳の時に単身ニューヨークへ渡り起業。現在では全米に6業種6社（20支店）を展開中。毎週水曜配信のメルマガには、起業やトラブル解決法などビジネスヒント満載です。
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