牛めしの松屋が「中華食堂」に。激戦業界にあえて参入するワケ

 

◆戦術分析

図表2「松軒中華食堂戦術」

■売り物、売り値

「お手頃な中華料理」

  • 米と生鮮野菜は全て国産品を使用
  • 麺は名だたるラーメン職人からの信頼が厚い「三河屋製麺」製のオリジナル麺を使用
  • 醤油拉麺の醤油は、1724年創業の入正醤油など、厳選した醤油を使用
  • 塩拉麺の塩は、塩づくりの歴史的中心地である赤穂の天塩などを使用

<メニュー例>

  • 醤油拉麺:450円
  • 塩拉麺:450円
  • 炒飯(スープ付):400円
  • 生ビールと餃子(6個)セット:460円
  • 180円ちょいのみおつまみ
    →冷奴、ポテトサラダ、ポテトフライ 他
  • 270円均一おつまみ
    →おつまみチャーシュー、おつまみ唐揚げ 他

  他多数

■売り方

  • ランチタイム:11時~15時30分
  • ディナータイム:17時~23時

→松屋では当たり前の24時間営業は未導入。松屋では、お馴染みの食券制も未導入

■売り場

  • 東京都内の京王線千歳烏山駅北口前に出店(駅から徒歩1分)

※売り値や売り物などは調査時の情報です。最新の情報を知りたい場合は、企業HPなどをご確認ください。

image by: 松屋フーズ

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