東大タレントが教える、新大学入試制度に重要な「3つの力」とは

 

2、ホンモノの実力

受験には、小手先のテクニックというものが存在します。

本当は地道に基礎をコツコツ積み重ねてたどりつくはずの山頂へ、裏ワザテクニックを使って近道することもできます。

試験日まで時間がなくて焦ったときは、テクニックを重視して、とりあえず答えが出せればいいや、という発想に切り替える人もいるかもしれません。

テクニックというのは、例えば数学だったら、本来は地道に式をたてて式を変形して計算をしていくのが王道だけど、ある値を代入すればマーク式ならとりあえず答えは出てくるとか、この公式さえ覚えておけばとりあえず答えは出せる、といったような類のものです。

これは、マーク式の選択肢問題だからなせるわざであって、記述式では使えない方法であることもあります。

つまり、きちんと基礎を理解していなくても、何をやっているのかよく分かっていなくても、とりあえず正解はできる、という方法は、マーク式なら通用するけど、記述式なら通用しないということ。

ホンモノの実力があるかどうかが試されるわけです。

付け焼刃の間に合わせの知識でなんとかギリギリのりきってきた人や、小手先のテクニックに甘んじてその場をとりあえず乗り越えてきた人は、簡単に仮面がはずれて、ニセモノの実力しかないことが分かってしまう。

学校の定期試験なら、直前の一夜漬けでなんとかなってきた人でも、試験範囲の広い入試ではそう簡単にはいかないので、要注意です。

ホンモノの実力があるかどうかを、簡単に判別する方法があります。

それは、模試を受けることです。

学校の定期試験と、塾などの模擬試験の結果を見比べると、主に4つのパターンに分類できます。

  • 定期試験○、模試○
  • 定期試験○、模試×
  • 定期試験×、模試○
  • 定期試験×、模試×

この4パターンです。

定期試験○、模試○、つまりどちらも好成績の人は、ホンモノの実力者だといえるでしょう。

どんな問題がきても、この調子でいけば望みは高いはず。

定期試験○、模試×、つまり範囲の狭い定期試験は成績よくても、新しい問題が出題される模試になると結果が出ない人は、実力がホンモノではない可能性が高いといえるでしょう。

定期試験は、やるべき範囲が決まっているので、その範囲をとりあえず丸暗記すれば高得点がとれるけれど、模試は、何が出るか分からず初めて見る問題が多いので、丸暗記の勉強法では対応できず得点がとれない。

物事を理解して導けるようにするというプロセスが大事なのに、それをすっとばして丸暗記にたよって、丸暗記にはしってしまうと、目新しい問題がきたときに、やったことないからできるわけない、と勝手に脳が判断して、解く気をなくして諦めてしまいがちです。

これは相当リスクの高いゾーンだと言えるでしょう。

問題の相性によって、成績がかなりブレてしまうからです。

定期試験×、模試○、つまり定期試験は成績が悪いのに、模試になると高得点がとれるというタイプの人は、ホンモノの実力をもっているポテンシャルがあるのにも関わらず、実力の使い方を間違っているか、実力を出し切っていない可能性があります。

実力の使いどころを誤ったまま試験にのぞむのは、もったいない。

勉強法のアドバイス次第で、いくらでも伸びる可能性があります。

定期試験×、模試×、つまり両方結果が出ない人は、実力がまだ身についていないので、大至急対策を練る必要があります。

自分なりの勉強法に強いこだわりを持ちすぎて失敗するケースが多いです。

print

  • 東大タレントが教える、新大学入試制度に重要な「3つの力」とは
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け