トランプに電撃解任された元側近が警告する、中国「覇権」脅威論

 

バノンさんは、中国の「体制転換」を目指す

さて、政権を去った後、バノンさんは何をしているのでしょうか? 面白い情報を見つけました。

中国の「体制転換」目指す大富豪、郭文貴氏 独占インタビュー

12/10(日)12:25配信

 

【AFP=時事】祖国中国の高官の汚職を非難し、現在は米国で政治亡命を申請中の大富豪、郭文貴(Guo Wengui)氏がニューヨークでAFPの独占取材に応じ、世界最大の人口を持つ中国の「体制転換」と民主主義の導入を目指していると語った。

アメリカに政治亡命を申請している中国人大富豪、郭文貴さんは、中国の体制転換民主主義導入を目指しているそうです。この郭文貴さん。不動産で財を成した方で、2014年には「中国で74番目の大富豪」でした。当時の資産は、約2,550億円。

ニューヨークのセントラルパーク(Central Park)に面した高級アパートでAFPの取材に応じた郭氏は、「私は法の支配を手にしたい。民主主義や自由を手にしたい。体制転換……それが最終目標だ」と語った。郭氏は年内に立ち上げ予定の新たなメディア・プラットフォームを使って中国の共産主義体制の欠陥を明らかにすることで、3年以内の目標達成を目指している。
(同上)

3年以内体制転換」を目指しているそうです。ここからとても興味深い話が出てきます。

郭氏は意外な「味方」がいることを明らかにした──ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の側近だったスティーブ・バノン(Steve Bannon)前首席戦略官・上級顧問だ。郭氏はバノン氏とこれまでに10回会い、計画中のメディア・プラットフォームについて話し合ってきたという。郭氏は、「ご存じだろうが私は金持ちだ。この(プラットフォームの)ために大金を準備してきた」と語った。
(同上)

郭文貴さんはバノンさんと組んで中国の体制転換をめざす。「体制転換」はともかく、郭文貴さんとバノンさんのプロジェクトはうまくいくかもしれません。まず、二人の目標目的は同じである。郭文貴さんには、プロジェクトを始めるお金がある。

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