実は損してない?「宿直」と「夜勤」は全く別物で賃金も全然違う

 

深田GL 「深夜割増賃金を含む宿直手当の最低額は、その事業場において宿直に就く予定の労働者に対して支払われている賃金の1人1日平均額の3分の1以上で設定する必要があります」

K社社長 「ん? 3分の1?」

深田GL 「はい、なので、『宿直勤務と夜勤では支払う賃金が全く異なります

K社社長 「ホントだね~、驚いたよ」

深田GL 「夜勤勤務の仮眠時間の扱いもチェックが必要です。完全に勤務を離れてしっかり仮眠がとれるのなら、休憩時間となり、賃金の発生はありません。ところが、仮眠中でも、何か問題があれば業務に戻らなくてはならないのなら、それは完全な仮眠時間とはいえず、労働時間としてカウントされることとなります」

K社社長 「宿直か夜勤か、きちんと理解して、整理しないといけないね」

深田GL 「はい、お願いします」

image by: Shutterstock.com

イケダ労務管理事務所この著者の記事一覧

この日記をお読みくだされば、社労士及び社労士事務所の固いイメージが一変するかもしれません。 新米社労士が日々の業務・社会のルール等に悩み・悪戦苦闘する様子を中心に、笑いあり、涙あり、なるほどありの社労士事務所の日常を、ノンフィクション、フィクションを交えて綴ります。 水曜日のお昼休み、くすっと笑いながら、皆でお楽しみください。

無料メルマガ好評配信中

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 新米社労士ドタバタ日記 成長編 』

【著者】 イケダ労務管理事務所 【発行周期】 週刊

print
いま読まれてます

  • 実は損してない?「宿直」と「夜勤」は全く別物で賃金も全然違う
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け