深田GL 「深夜割増賃金を含む宿直手当の最低額は、その事業場において宿直に就く予定の労働者に対して支払われている賃金の1人1日平均額の3分の1以上で設定する必要があります」
K社社長 「ん? 3分の1?」
深田GL 「はい、なので、『宿直勤務』と夜勤では支払う賃金が全く異なります」
K社社長 「ホントだね~、驚いたよ」
深田GL 「夜勤勤務の仮眠時間の扱いもチェックが必要です。完全に勤務を離れてしっかり仮眠がとれるのなら、休憩時間となり、賃金の発生はありません。ところが、仮眠中でも、何か問題があれば業務に戻らなくてはならないのなら、それは完全な仮眠時間とはいえず、労働時間としてカウントされることとなります」
K社社長 「宿直か夜勤か、きちんと理解して、整理しないといけないね」
深田GL 「はい、お願いします」
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