1月1日の住民票を海外に移していれば住民税は払わなくていい?
不動産関係だけじゃなく、海外関係の税金も「お正月」は大きなキーポイントとなります。
というのも、住民税というのは、1月1日現在に居住している都道府県、市町村に納める税金です。
逆に言えば、1月1日に日本の都道府県に居住していなければ、住民税は払わなくていいのです。
本来は1月1日に住民票がないだけでは、住民税を逃れることはできません。住民税を逃れるには、海外に居住していなければならないのです。
「海外に居住している」
という要件は、一年のうちの大半を海外で過ごす、ということになっています。
しかし、住民票を海外に移してしまえば、一年のうちにどの程度、日本で過ごしているのか、調べられることはほとんどないのです。住民税を直接徴収するのは、市町村ですが、自分の街に住所がない者を調べる筋合いはないし、市町村にそのような調査能力はないからです。
本当に海外に居住したいと思っている人は、使える節税策なので、ぜひ使ってください。移住するなら、年末にするのです。そのときは、住民票を移すのを忘れずに。
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