今回の話の肝は、これまでのオーダーメイドの概念から採寸や測定のプロセスを何らかの機械を用いて省いてしまい、より安価かつ高精度な商品を消費者に届ける所にあります。場合によっては測定自体を消費者にやらせてしまうんだから図々しいというか一石二鳥のアイデアですが、現在スーパーなどでもレジ打ち係が減って購入者にバーコードを読ませさせる所もありますから世の中そういう流れなんでしょう。その為に各社惜しまず機器類に開発費用をかけています。
つまりこのポイントが分っていれば、自らの仕事の仕組みの中に応用出来る可能性がありますよね。例えばあなたがこれまで時間を変えて収集していたデータあるなら、それを何らかの集計表にして配ったり、場合によってはマクロを組むなどして相手に入力してもらいあなたはデータを眺めるだけで良くするなど、出来る人は昔からやっています。
古くからある「アンケート調査」も同じ仕組みです。誰かがアンケート用紙を一枚作れば、それを配るだけで需要や消費ニーズを入手できますよね。後はそれに合わせた商品を開発すれば良いだけです。
富と成功の鍵を握るのは、こうしたポイントをしっかり押さえているかどうか、という点が大きいんですね。
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