漁業を救った「よそ者女性」と、畜産業を救った「インテリ長男」

 

 ~村上龍の編集後記~

坪内さん、宮治さん、共通しているのは、「一次産業の旗手」と呼ばれるまで、かなりの紆余曲折を経ているということだ。

「人生設計」と言われるが、人生って、設計できるのだろうか。一人では生きていけないし、大きな組織に属していても、安心できない。

二人は、遠回りをしながら天職に気づき、「今すぐにできることは何かを考え実践した。自分のビジネスだけではなく、農業・水産業全体の変革を、目指している。

人生に意味のないことはない」坪内さんの言葉だ。一次産業という枠を超えて、勇気と希望を、示している。

<出演者略歴>

坪内知佳(つぼうち・ちか)1986年、福井県生まれ。2007年、名古屋外国語大学中退、萩に移住。2011年、萩大島船団丸代表就任。

宮治勇輔(みやじ・ゆうすけ)1978年、神奈川県生まれ。2001年、慶應義塾大学総合政策学部卒業、パソナ入社。2006年、株式会社みやじ豚設立、社長就任。

source:テレビ東京「カンブリア宮殿」

テレビ東京「カンブリア宮殿」

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