めったに見られないデッサンも。日本を愛したゴッホを日本で見る

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京都国立近代美術館で3月4日まで開催中の「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」。この美術展に足を運ばれたという無料メルマガ『1日1粒!「幸せのタネ」』の著者・須田將昭さんが、その見どころと今回の展示の素晴らしさを紹介しています。

相思相愛だった日本とゴッホ

先日、京都国立近代美術館で開催中の『ゴッホ展 巡りゆく日本の夢』を見てきました。

今回の展示は、オランダのファン・ゴッホ美術館との国際共同プロジェクトで実現しただけあって、実に実に内容が充実したものでした。

ゴッホが日本の浮世絵絵画に影響を受けたことは、まあ、学校の美術の時間でも習うような「知識」ではあります。今回の展示では、実際に影響を受けたであろう構図の特徴がよくわかる浮世絵とゴッホの絵が近くに並べて展示されてあって、「なるほど、これがこうなるのか」というのが誰でもよくわかるようになっていました。

実際に「この本の表紙になっている絵を写したものだ」というものも、元の浮世絵日本芸術の紹介の雑誌の表紙ゴッホの絵の3点、並べてあって、それはもう本当にすごい展示だと思いました。

また、滅多に見られないと思うのですが、ゴッホのデッサンも数点並んでいました。ゴッホの独特のタッチ、特に後期になると力強く、かつうねるようなラインが感じられるのですが、デッサンの線を見ると、「ああー、ゴッホには光線が、空気の流れが、草花のそよぎがそう見えていたんだ」と感じました。

そういう新しい発見の連続でした。

また、ゴッホが日本に憧れていたのと同時に、その死後のことではありますが、日本からたくさんの芸術家が、ゴッホの死を看取ったガシェ医師のお宅を訪ねて行って、作品が日本でも展示されるように尽力した様などが書簡資料の展示でわかるようになっています。

ゴッホは日本に憧れ、そんなゴッホを日本人たちも愛してやまなかった。

残念なことに、ゴッホは存命中は絵画での名声は得られることもなく、日本を訪れることも叶わずでしたが、こうして死後130年近く経ってなお、多くの日本人の心を魅了してやまないゴッホ。

北海道、東京を回って、今回の京都で最終なのですが、もしお近くにお住いの方がいらしたらぜひご覧ください。

美術展は色々見に行きますが、見終わったあと、あぁ、本当にいいものを見せてもらえたなあ…としみじみ思えるものに出会えると、さらに幸せを感じます。

美しいものを見ることだけでも幸せです。それが芸術だと思います。人の心を揺さぶるものが芸術ですが、中でも「ああ、これは本当によかった」と思わせてくれるものとの出会いは、つくづく感謝と感動です。

image by: ゴッホ展 巡りゆく日本の夢 - Home | Facebook

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