青学の原監督が明かす、強い組織を作るための4ステージ指導法

 

野球離れの原因

東洋経済オンラインに載った、Dena筒香選手の話です。

DeNA筒香「球界の変わらない体質」にモノ申す

この中で筒香選手は、子供の野球離れの原因について述べています。結論から言いますと、野球離れが起こっている原因は指導者の指導法にある、ということです。横浜高校で厳しい指導を受け、プロでも大活躍している選手が言うのですから重みがあります。

筒香選手は「野球界はむかしのままで少しも変わっていない」ことが、野球人口が減ってきている要因だと言っています。そして、「勝利至上主義」のために、「子供たちは楽しそうに野球をやっていない」と思うことが多いそうです。

また、「子供たちは大人、指導者の顔色を見てプレーをしている」、そして「怒られないようにプレーをしている」と指摘します。さらに、「答えを指導者や親が与えすぎるので、子供たちは指示待ちの行動しかできない」と感じているそうです。

この筒香選手の発言は、素晴らしいと思いませんか。日本の指導者の指導法にモノ申しているのです。自分で考えながら楽しくプレーをするような指導をせよ、と言っています。

実は、そんな指導法を行っている監督の話を聞くことができました。それは、箱根駅伝4連覇を達成させた、青山学院陸上部の原晋監督です。青学がこんなに強くなるとは、誰が予想していたでしょうか。しかも、原晋監督は、陸上選手時代もほとんど無名でした。その彼が取り入れた指導法は、実に理論的で科学的なものです。その中から、今回のテーマに合った指導法を一つだけ紹介します。

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