飲まず、食べず、寝ず、横にならず9日間。荒行の先に見えたもの

 

お釈迦様は2,500年前、波斯匿王というインドの王様に「人間の生き方は四種類しかない。一つは光から光へ生きていく人間、次は光から闇へ生きていく人間、三つ目は闇から闇へ生きていく人間、四つ目は闇を転じて光ある世界へ生きていく人間だ」と言いました。

光と闇は私たちの心がつくるものです。生きていれば、イラっとしたり、ムッとすることもあるでしょう。けれども、昼があって夜があるように、この世はすべて陰と陽、よいことも悪いことも半分半分です。

よいことが続くと永遠に続いてほしいと思いますけれども、辛いこと苦しいことも自分の心を磨く砥石なんだと思えば、闇を転じて光ある世界に生きていくこともできるのです。

image by: 慈眼寺(塩沼亮潤)- Home | Facebook

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【著者】 致知出版社 【発行周期】 日刊

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