1日の時間の使い方は会社員でも応用できる!
時間が自由になる人であっても、否、自由になるからこそ、集中すべき時に集中し、最高のパフォーマンスを発揮できる時間管理を確立することが大切です。
そして実は、これは就業時間が決まっている会社員であっても同じです。確かに始業時間等は決まっていますが、その時間内に何をするかをつぶさに見てみると、自由に使い方を決めている時間が必ずあるものです。
デスクワークでは、一人でパソコンで作業をしている時間は、どのタスクを行うか、自分で管理しているはずです。また、短時間の休憩は、自由な時間に行えることも多いでしょう。外回りであれば、より自分でコントロールできる時間は増えます。
同様の仕事を長くこなしているうち、もっとも仕事がはかどり、質が上がる最適な時間の使い方が見えてきます。メールチェックなどのルーティンの仕事は、どの時間帯に行うのが最も効率的なのか。
頭を使い、集中すべき仕事はいつ行うと質が高くなるのか。電話対応や来客、会議など、自分ではコントロールできない仕事が入りやすい時間も考慮しながら決めていきます。
一定時間ごとに強制的に休憩を取るということも、長時間仕事をする際には有効です。
外部の人とアポイントを取る時間も、自分で決められるのであれば、ほかの仕事が最もうまくいく時間を、迷わず指定することができるようになります。
スケジュールは、机上で単純に時間を割り振ってもうまくいきません。何度もテストしながら、最適解を導き出す必要があります。
自分が動きやすいスケジュールの立て方がわかれば、スケジュールに受動的に動かされるのではなく、時間を自分のものとして、長期的に成果をもたらすものにできるはずです。
「集中力は、僕の人生で一番幸福をもたらしてくれるものの一つですね。集中できない人って、そんなに幸せではないでしょう」(村上春樹)
今日は、ここまでです。
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