中学校側が「いじめではない」とシラを切り続けたLINE画像の衝撃

2018.04.25
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学校と直接交渉

そこで私から学校に連絡することにした。まず、最大の問題点として、「いじめの解消」を何を根拠に判断しているか質問をした。すると、「反省文を書かせた時点で、いじめは解消した」とのことであった。

そこで、文部科学省が示した各校が持つ「いじめ防止基本方針」の改定案の中で、いじめ解消の定義が見直しになっていることを告げ、反省文を書かせた時点では、目安としての3ヶ月間は到底経っていないし、いじめが止まっている状態の継続とは言えないこと、被害者の心身の苦痛は現状でもまだ続いており、定義上解消とは言えない、と伝えた。

また、反省文では、現物を見ていないので、確認をしたかったところではあるのだが、「ごめんなさい反省してますの一文のみであったことも確認したが、担任は、「それを書かせるのも、相手さん(加害者側)の親御さんの目があり、精一杯だったんです」と同情を仰ごうとしていた

被害者からすれば、毎日毎時間、蹴られたり殴られたり、持ち物を目の前で壊されたり、まるでおもちゃのようにされてきた。それが、いざ反省文となれば、その一文のみで終わり、一旦リセットしてやり直せるわけもない

だから、私はいじめの定義にある大前提「いじめ対応は被害者の立場に立って行うこと」とあることを伝え、解消の判断を修正しない場合は、管轄の教育委員会に指導要請をおこない、同時に人権救済の申し立てをすすめるようにサポートすると伝えた。

さらに、LINEの暴言を「社会通念上、よくあるやりとり」としたが、社会通念上とは、「日常的に」や「一般常識と考えて」に置き換えることができるが、被害者本人もその保護者も、私や弊社スタッフも、このトークを一般常識と考えて受け入れることができないと考えていることを告げ、一般に「社会通念」を使う場合は、だいたいの人が当たり前と考える行動などを示す場合で、「電車に乗るには運賃がかかる」などに使う。つまり、これを「社会通念上、よくあるやりとり」とするのは乱暴であって、仮に先生(担任)が、これを「よくあるやりとり」だと考えるのであれば、我々とは考えが異なるのだから、個々の価値観の違いが生じる。そういう場合は、「社会通念上」と表現するのは、極めて好ましくないということを伝えた。

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