なぜ「日本酒原価酒蔵」は身を削ってまで原価で提供するのか

 

◆戦術分析

図表2「日本酒原価酒蔵戦術」

■売り物、売り値

「高品質の日本酒を原価(相場の3分の1程度)で提供」

  • 常時50種類超の日本酒を取り揃え
  • すべて特注の1合(180ml)瓶で鮮度がよい
  • 入館料として790円が必要(現金特価490円)

メニュー

  • 獺祭(だっさい)磨き50:一合 395円
  • 八海山 越後で候(はっかいさん えちごでそうろう): 一合 356円
  • 醸し人九平次(かもしびとくへいじ):一合 519円
  • 十四代(じゅうよんだい):一合 348円~(毎月の「第1月・第4月曜日」に入荷予定)
  • 而今(じこん):一合 402円~(毎月の「第2火・第3火曜日」に入荷予定)

他、様々な日本酒を品揃え

  • 日本酒に合うつまみも約50種類揃えている(コース料理も用意)
    ※食事の持ち込みは不可

■売り方

  • 業界初の日本酒の「原価売り」を実現した居酒屋
  • クラウドファンディングサイト「Makuake(マクアケ)」を活用

■売り場

  • 首都圏を中心に15店舗
  • 香りを楽しむため「全席禁煙」

※ 売り値や売り物などは調査時の情報です。最新の情報を知りたい場合は、企業HPなどをご確認ください。

image by: 日本酒原価酒蔵 - Home | Facebook

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【著者】 青山烈士 【発行周期】 ほぼ 週刊

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