【現代教育論】どうする?子どものスマホ依存

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まぐまぐ大賞2014を含む過去すべての大賞の教育・研究部門で入賞を果たしている『親力で決まる子供の将来』。30万部の大ベストセラー『「親力」で決まる!』でもおなじみの発行人・親野智可等先生が勉強法や家庭教育などについてレクチャーしてくださるこのメルマガ、今回のテキストは「子どものスマホ依存救出法」。悩める親御さん必読です!

教えて! 親野先生

これは、とても現代的かつ困難な問題ですね。

これに対して、心配なあまりがみがみ叱り続けたり、無理なルールを押し付けたりなどの一方的な対応をしてもなかなか改善しません

子どもが反発してさらに心が離れ、お互いの不信感がますます高まるだけです。そもそも、子どもは「親は何もわかっていない」と感じています。

「親は今の子どもを取り巻く現実を知らない。子どもの気持ちをわかろうともしない。何も知らないくせに勝手な思い込みでいい加減なことを言ってくるだけ」と感じているのです。

ですから、保護者の言うことを素直に聞く気になどなれないのです。

保護者のほうも、「子どもは親の言うことを何ひとつ聞かなくてけしからん」と思っています。

つまり、コミュニケーションの決定的な不足のために、お互いに不信感を持っていて親子が敵同士になっているのです。

これでは困難な問題に立ち向かうことはできません。この困難な問題に対応するうえでは、

親子がお互いによく理解し合って、同盟を結ぶようなつもりで協力して臨むことが必要です

そのために一番大切なのは親子の話し合いであり、これ以外はあり得ません。ところが、本当に実のある話し合いができている家庭は極めて少ないのが現実です。

では、本当に実のある話し合いは、どうしたら可能になるのでしょうか?

つづく

http://benesse.jp/blog/20141125/p3.html

 

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