無印良品も標的。「台湾製」表記を認めない中国の止まぬ嫌がらせ

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先日掲載の「大阪地震支援メッセージを日本語で発表した台湾総統のブレない絆」等でもお伝えしたとおり、「台湾」を「中国台湾」と表記するよう各国航空会社に圧力をかけた中国が、「台湾製」という表記に関しても難癖をつけているようです。台湾出身の評論家・黄文雄さんは自身のメルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』で、「台湾製」の表記を「中国台湾」もしくは「中国台湾区」に変えなければ中国国内で廃棄処分にされるという圧力を紹介。しかし中国がどんなに台湾を貶めようとも決して屈することはないとも記しています。

※ 本記事は有料メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』2018年8月28日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:黄文雄(こう・ぶんゆう)
1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。著書に17万部のベストセラーとなった『日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか』(徳間書店)など多数。

【中国・台湾】「台湾製」表記を許さない中国でも避ける「中国製」

中国は台湾への嫌がらせの一環として、「台湾製という表記を中国台湾あるいは中国台湾区」に変えなければ、中国国内で廃棄処分にするという圧力を強めています。

中國施壓MIT不改標就下架 海關:無法代業者協商

もともと蔡英文政権になってから、中国は台湾製品の大陸からの締め出しを加速させてきました。昨年3月時点で、中国の輸入拒否リスト(食品・化粧品リスト)のうち4割を台湾製品が占めていました。

中国の輸入拒否リストで台湾製が4割占める、中台関係の冷え込みが原因か―台湾メディア

今年4月には、「香港・マカオ・台湾」を独立国家のように扱ったとして、中国政府は44の航空会社に対して1ヶ月以内の修正を求めました。日本の航空会社に対しても同様の要求を行い、JALとANAは一時的に台湾中国)」としたものの、両社は台湾からの抗議を受け、またすぐに「台北という表記に変更するということがありました。

5月には、無印良品が中国で展開する店舗で、スチール製の室内物干しの外装に「MADE IN TAIWAN 原産国:台湾」と印刷されたまま販売されたことが問題視され、中国の広告法「国家の利益や尊厳を損なったり、機密を漏洩したりしてはならない」という規定に違反したとことこで、中国当局から340万円の罰金を受けるということもありました。

「原産国:台湾」で罰金340万円! 無印良品が中国当局のやり玉に

つい先日などは、蔡英文が中南米歴訪の際、経由地のロサンゼルスで台湾発のカフェ「85度C」に立ち寄ったことで、中国では同チェーンの不買運動を活発化させています。ちなみに、同チェーン店は中国では600軒弱の店舗があります。

台湾発のカフェに矛先 中国ネットが不買呼び掛け=蔡総統立ち寄りで

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