子どもの自殺が一番多い9月。我が子を守るためにやるべきこと

shutterstock_1090042064
 

悲しいことに、夏休みが終わって新学期が始まったばかりの今の時期が、子どもの自殺が一番多いと言われています。私たち大人や親は、この事態を少しでも食い止めるために一体何ができるのでしょうか? 今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では、著者の真井花さんが、このような事態を減らすための子どもたちへの対処の仕方をご紹介しています。

9月の恐怖

さて、本日は苦しく悲しいお話。

子供の自殺がもっとも多いのは

9月

なんです。9月、つまり夏休みが終わって学校が再開される時です。言い換えれば、その子たちにとって学校に行くことは

・死ぬほどイヤ(×_\)

だということです。文字通り、自分から死を選ぶほどイヤなんです。……悲しいよね(T-T)

おそらく夏休み前に形成された学校での人間関係が破壊的に悪く、そのためにその場所に戻りたくないということです。

日本の学校は、非常に

同調圧力が強い

集団です。要は『みんなと同じ』ことがとても重要で少しでもハズレると、踏みつぶされかねない集団なんです。

学校を死ぬほど嫌いになっている子は、(ごく自然なことですが)おそらくどこか他の子と違うところがあって、この圧力に踏みつぶされそうになっているんだろうと思います。

学校は、朝から晩までずっと同じ価値観、同じ敷地同じ人たちと過ごす、極めて閉鎖的な場所です。だからこそ、ココで虐められたり仲間はずれにされるのは、『死ぬほど辛い』ことになっちゃうんです。そりゃそーだ。

なので、その子が上手くやっていける学校に通うことができるならそれが一番なわけで、そのためには

学校を変える

のがイイんですよ。究極的な手段ですけどね。

でも、それは

・そう簡単にはいかない(T-T)

でしょう。学区制が実施されているところも多いし、そうでなくても距離的に通えないこともある。しかも、学校を変えたからといってそこでウマく行くかは、行ってみないと分からない。その意味で、これは最後の手段ですね。

print
いま読まれてます

  • 子どもの自殺が一番多い9月。我が子を守るためにやるべきこと
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け